私の隠れ家 6 一品料理 わくら



東京へ魂を売り、銀座で店をやってましたが

バチが当たったか体調を崩し大阪へ帰ってきました。

無事元気になり、東京へ行く前にやっていた店の近所で新規開店。

以前は二階でしたが、今度は道に面した一階です。

私の後輩で、彼が小学生のころから知っています。

今では私の健康を気遣い、開店で忙しいのに

鰯餃子をメニューに入れてくれました。

落ち着いた雰囲気の店内でいただく料理は

多分、彼の腕以上の味を体験させてくれたかも。



 

阪神電車千鳥橋から少し南へ
粋な壁が期待を盛り上げてくれます。
カウンターも感染対策ばっちり。
入口の消毒はご自身で。
美人の女将は声かけをすぐ忘れてしまいます。
以前の店のような座敷は無くなりました。
お子さん連れの方も楽しんでました。

いわしギョーザ


滑らかな感じを出すため、鰯をみじん切りにするのに
結構手間がかかるらしいです。
彼の努力が私に健康と幸せをもたらしてくれます。

はも おとし


金鳥よりやはりハモの夏がグッドでしょう。
骨切りされた白い身と梅肉のさっぱり感がたまりません。

加太 天然鯛コブじめ


鯛の美味しい味の裏にうっすらとかおる昆布の味。
たまりません。

生湯葉造り


味もさるものながら食感がはんなりさせてくれます。
見た目もたまりませんね。

淀川天然うなぎ白焼


淀川で摂れた天然うなぎ。
淡白な味でした。次回は蒲焼を楽しみたいと思います。

すっぽん 小鍋


今回は生き血はなしで鍋のみ。
それでも元気を得たような気になりました。
バカラのグラスで飲む焼酎もすすみます。

お品書き


前の店同様、女将の手書き。
優しい字のせいか全てを食べたくなってしまいます。

本日のおすすめ


見ているだけで季節を感じさせてくれます。
これも食べたい、あれも食べたい
毎度のことながら悩ませてくれます。

ちろり


燗酒を冷めないように出してくれます。
冷めるまで残ってたことがないのですが・・・

たら白子ぽん酢


白子と大根の白さ、大葉の緑、皿の赤。
目でもたっぷり楽しませてくれます。

ぶりてり焼き


何とも言えないこの”てり”
見ているだけでいくらでも呑めそうです。
売上に協力しないといけませんね。

ゆびき


楽しみの始まりの”ゆびき” 最高のツマミですね 。
君がため、とばかりに露でなく
ポン酢に袖を濡らすおしとやかな姿
たまりませんね。

てっさ



皿の模様が透けて見える控えめな奥ゆかしさ。
模様が見えない厚い部分はサービスか?

てっちり


フグの下の野菜が見えないくらいの大盛。
この後の舌の嬉しい感覚が沸き上がります。

メニュー 23年2月28日



毎日変わる手書きのメニュー。
これを見ているだけで一合は呑めそう。

ヤリイカ造り


綺麗に整列してる姿に
箸を出すのが躊躇させられます。

どて焼き豆腐



どて焼きは何度も食べてきましたが、
豆腐とのコラボは初めて。優しい味でした。

生湯葉造り


日本酒にはピッタリですね。
呑みすぎるのが玉にきず。

牡蠣天ぷら



カキフライにはよく出会いますが、
天婦羅で食べる方が美味しいですよ。

さつまいもの天婦羅


薄い輪切りが定番ですが、
背の高い天婦羅は見た目を楽しませてくれます。

くじらお造り



最近ちょくちょく見るようになってきましたね。
捕鯨反対派の病的な行動には辟易です。
お蔭で鰯や鯵が食べられない。

鮑バター炒め


この色艶、たまりませんね。
大阪のあまちゃんや。


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